盗聴などの被害妄想は不安から生じます。
その不安が病気から来る物であれば、治療で不安が治まれば被害妄想は止まりますが、不安から病気を発症していれば投薬治療でも被害妄想は止まりません。
その場合、不安の根源を突き止めて改善する必要があると思われます。
例えば、盗聴妄想の根底にあるのは他者への不信感です。
その不信感が疑心暗鬼を生み、その疑心暗鬼が盗聴と言う発想を生むのです。
そして、他者への不信感は投薬治療では治せません。
不安の根源に付いては、人それぞれ違いますので下記著作に目を通される事をお奨めします。
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また、病気の奥さんを医者任せにしていませんか?
被害妄想の根底には、もう一つ社会的孤立、家庭的孤立、精神的孤立などの「孤立」があります。
病気を発症するまでは治療を受けさせようと本人に向き合っていても、治療が始まってから医者任せでは孤立感を抱いてしまいます。
ですので、奥さんに向き合う事も必要です。
携帯電話が盗聴されているようです携帯電話の盗聴は出来ません。
先ず携帯電話の電波はデジタル変調されています。
デジタル変調とは正弦波と逆相を0と1に見立てた電波を使いますので、受信したとしても正弦波と逆相が入り混じっただけの電波ですのでシャーと言う音が聞こえるだけで、声として聞こえる事はありません。
また、携帯電話には使用周波数帯はあっても端末に決まった周波数が割り当てられておらず、掛ける度に周波数が変わりますし通話中も変わっています。
つまり、誰が何時何所でどの周波数を使うか誰にも分かりませんし、音声が聞える訳でもありません。
電波を捉えたとしても過ぎに切り替わるので盗聴は不可能なのです。
因みに、携帯電話の通信を聞いた事があるという人もいらっしゃいますが、それはデジタル化される前の話です。
現在は100%デジタル化されていますので、携帯電話の会話を傍受する事は出来ません。
詳しくはこちら
携帯電話の盗聴(傍受)
市販の機材を購入すれば自分で盗聴器を探す事は可能ですし、それほど難しい事でもありません。
但し、ネットで発見方法として書かれている内容の中から、デマと真実を見分けられる人なら可能ですが、デマを見抜けられずに信じてしまうような人なら止めた方が無難です。
デマを見抜けられないと言う事は、誤認や見過ごしに気付けないと言う事でもありますので、専門業者に依頼された方が無難だと思いますよ。
その専門業者も素人が専門業者を名乗っているような輩も多いので、探す前に正しい知識を身に付けた方が無難です。
私の著書ですが最低これくらいの知識は必要です。
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