リモート(リモコン)式盗聴器の種類
RC-SLEEPER
寸法
本体67 x 21 x 73mm / アンテナ 3 x 220mm
162g(アルカリ電池含む) / アンテナ 3g
電池寿命
連続使用約62時間(006P 9V電池連続発信時) 待機時間1ヶ月程度
使用周波数
UHF-A(398.605Mhz), UHF-B(399.455Mhz)
KRT-800T
寸法
14mm×73mm×26mm
重 量32g(電池、アンテナ含まず)
電池寿命
連続使用6時間、待機時間1ヶ月程度
使用周波数
UHF-E(320.675Mhz)
KRT-400TA
寸法
73㎜×26㎜×14㎜
重量25g
100電源式
使用周波数
UHF-C(399.030Mhz)、UHF-F(321.135Mhz)
SCR-200T
寸法
18mm×73mm×26mm
重量55g
電池寿命
連続使用1日半 待機時間1ヶ月程度
使用周波数
スクランブル
Dチャンネル(320.235Mhz)Eチャンネル(320.675Mhz)Fチャンネル(321.135Mhz)Gチャンネル(321.575Mhz)を1秒間に20回切り替え
リモート(リモコン)式盗聴器の実力
リモート(リモコン)式盗聴器は、発見が困難な盗聴器と言われています。
しかし別に発見が出来無い訳でもありません。
と言うより、こんな物はプロは使いません。
素人さんが使って、実際には何の役にも立たずに、お金を損する盗聴器と言った方が適切かもしれません。
素人考えなら、発見されないように、聞きたい時だけスイッチを入れて・・・
そんな事を考えるかもしれませんが、それが素人考えなのです。
まず第一に、盗聴には室内盗聴と電話盗聴があります。
しかし、実際には室内盗聴の情報量はほとんど皆無。
少し考えてみてください、貴方は自分の部屋で何か喋っていますか?
24時間聞いていたとしても、部屋で喋る事がある時間はほとんど無いのです。
現実の盗聴は電話にこそ情報が詰まってます。
その電話盗聴器は、リモートする事無く勝手にON/OFFしています。
簡単に電話盗聴器の仕組み説明すると、電話回線には普段は微弱な電流が流れていて、受話器を上げて通話状態になると電流が流れます。
電話盗聴器はその電流を使用する為、電話をしなければ電波を発しません。
その為、リモート式の電話盗聴器は存在せず、リモート式盗聴器は室内盗聴器限定なのです。
リモート式盗聴器を使った場合を考えて見ましょう。
相手は何時喋るか分かりません。
スイッチがOFFになっていたらせっかく喋ってくれた内容を聞く事は出来ません。
そして、相手が何時喋るかさえも分かりません。
盗聴は浮気調査と同じです。
浮気調査は1週間毎日尾行して、決定的瞬間を写真に収められるのは一瞬です。
その一瞬の為に何時間も尾行や張り込みをするのです。
盗聴も同じで、一瞬の会話を聞き逃さない為に24時間電波を出し、音声起動録音をするのです。
つまり、リモート式の盗聴器などを使った場合、重要な内容を聞き逃してしまいますし、そもそも室内で話す事自体少ないのです。
各機種の性能を見れば、KRT-400TA以外全て電池式、電池寿命は長くても62時間。
何か話すまで聞いていればすぐに電池がなくなってしまいます。
また、100V電源式のKRT-400TAは磁石に弱く、強い磁石に触れれば使い物にならなくなります。
またサイズが大きいのも一つの特徴で、このサイズだと仕掛けるのも結構大変です。
どうしても心配なら
どうしても心配ならレシーバーが有れば簡単に見つけられます。
リモート式盗聴器の種類で、使用されている周波数は分かっていますので、レシーバーのメモリーにその周波数をインプットし、常時サーチするかしゃべる時にサーチすれば、もしリモート式盗聴器が付いていればスクランブル式以外のタイプは受信できます。
スクランブル式の物であっても、バグアナライザーに増幅器を付けて使用すれば反応します。
また、SCR-200Tがスクランブルで聞けないと言っても、専用レシーバーSCR-200Rで聞く訳で、SCR-200Rで聞けば聞けるのです。
そのSCR-200Rは市販されていて、NETでも買えます。
携帯の会話を聞かれるのが心配であれば、部屋から出て話せば聞かれる事もありません。
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